ブルーラジカルについて
ブルーラジカルは、最先端の歯周病治療法のひとつで、過酸化水素水と青色レーザー光を組み合わせることで強力な殺菌力を発揮する装置です。
従来の治療法では取り除きにくかった歯周ポケット内の細菌を短時間で除去できるため、より効果的な歯周病治療が可能になります。
歯周病は放置すると歯を支える骨(歯槽骨)が溶け、最終的には歯を失ってしまう可能性がある病気です。
初期段階では自覚症状が少ないため、気づいたときには進行しているケースも少なくありません。
ブルーラジカルは、こうした歯周病の進行を抑え、患者様の負担を最小限に抑えながら治療を行う新しい選択肢として注目されています。
と不安に思う方でも、ブルーラジカルなら、痛みが少なく、短期間で治療が完了するので、気軽に受けられます。
これまでの歯周病治療では、スケーリングやルートプレーニング(SRP)と呼ばれる方法で、歯石やプラークを物理的に取り除くことが一般的でした。これに加え、重度の歯周病では歯茎を切開し、歯周ポケットの奥深くに入り込んだ歯石や細菌を取り除く外科的治療(フラップ手術)が必要になることもあります。また、炎症を抑えるために抗生物質を服用するケースもあります。
ブルーラジカルは、従来の治療法と異なり、手術を必要とせず、光と過酸化水素を用いた化学反応によって細菌を破壊する治療法です。青色レーザー(405nm)を照射することでヒドロキシルラジカルという強力な酸化剤を生成し、歯周ポケット内の細菌を短時間で無菌化します。これにより、外科的な処置を避けつつ、高い殺菌効果を発揮できます。
ブルーラジカルは、痛みを抑えながら高い治療効果を発揮する優れた技術です。
日本国内でも限られた歯科医院のみで採用
科学的エビデンスに基づいた治療法
最近は育児書やインターネットでの育児情報がたくさんあるため、意識の高い教育熱心な保護者の方が多く、虫歯予防に効果があるフッ素を使った製品の人気が非常に高いです。厚生労働省もフッ素の使用を推奨しており、1歳半検診などでフッ素塗布をしている歯科医院もあります。ですが、そんな中でもフッ素を使ってほしくない保護者の方もいらっしゃいます。では、フッ素以外にどんな虫歯予防法があるかご存じですか?「砂糖を取らないようにする、歯磨きを上手にする…他には?」このように、フッ素以外の虫歯予防法は意外と知られていません。
通常の歯周病治療では、歯茎の奥深くに入り込んだ歯石を物理的に除去するため、痛みを伴うことが多いですが、ブルーラジカルは非外科的な処置であり、ほとんど痛みを感じることなく治療を受けられます。これにより、歯科治療が苦手な方や痛みに敏感な方にも適した治療法となっています。
ブルーラジカルの治療は1本の歯あたり約5分程度でできるので、従来の歯周病治療に比べて治療時間が短縮されます。通常の歯周病治療では数回の通院が必要になることが多いですが、ブルーラジカルを活用することで治療回数を減らすことができる可能性があります。
ブルーラジカル治療は、保険適用外(自由診療)となっております。
治療する範囲や歯周病の進行度によっても料金が変わるため、詳細はカウンセリング時にご確認ください。
1
歯周病の状態や治療方法について説明し、患者様のご希望をお伺いします。
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お口全体の検査と、歯周ポケットの深さや歯の状態について詳しく調べ、治療計画を立てます。
3
患者様の状態に応じた治療計画を説明し、費用や治療期間についてもご案内します。
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ブルーラジカルを使用した歯周病治療を行います。
当院にて歯周病治療を受けている患者様で、ブルーラジカル治療を希望される場合は、担当医または担当衛生士にご相談ください。
ブルーラジカル治療を受けたい方は、まずカウンセリングと精密検査を行い、適応かどうかを判断します。初診のご予約は以下のリンクよりお申し込みください。
現在、他院にて歯周病治療を受けている方は、以下の書類をご用意のうえ、ご予約ください。
書類を当院にご持参いただくか、郵送でお送りいただければ、歯周病の状態を確認し、治療可能かどうかを判断いたします。
ブルーラジカルは、歯周病治療に新たな可能性をもたらす革新的な技術です。歯周病の進行を食い止めたい方、より快適に治療を受けたい方は、お気軽にご相談ください。