削らない!痛くない!新しいむし歯治療

無痛う蝕治療法

むし歯の治療と言うと何をイメージしますか?

痛い麻酔の注射をして、キーンと削られて、詰められたり被せられる。頑張って治療に通ったはずなのに、また痛くなる。そのたびに削られて、どんどん自分の歯は小さくなる。やがてもう抜くしかないですねと言われる…

むし歯治療は辛くて嫌なイメージしかないですよね?

当クリニックでは、少しでも痛くなく、削らない治療法について研究してきました。誰だって痛い事は嫌ですし、歯医者さんだって本当はしたくないのです。

そもそもむし歯というものは、むし歯菌による感染症です。むし歯菌が歯に感染して、歯を溶かす酸を出します。酸によって歯は溶かされ、より深いところへ菌は入っていきます。そこでまた酸を出し…やがて歯の中心部にある歯髄(神経と血管の袋)まで到達し、感染。痛みが起きてくるのがむし歯なのです。

感染した所は全て切り取る、削り取る、痛まないように神経を抜いてしまうというのは、21世紀にもなって少々古典的と言いますか、乱暴な感じがしませんか?そもそも通常、感染と言えばお薬で治すのが一般的イメージですよね?

そこで当クリニックで取り入れているむし歯治療のお薬『ドックスベストセメント(Doc’sBest)などの高ミネラルセメント材』についてご紹介いたします。

安全で人体に優しいお薬

これらのお薬は海外で公的機関(FDA等)の厳しい検査・認可を受け、商品化されております。お薬と言いましても、抗生物質などとは違い、人間の血液中に含まれるイオンを主成分とした、様々なミネラルから作られた安全で人体に優しいお薬です。

ちなみにアレルギー検査では、歯科で用いられるセメント等の薬剤の中でもっともアレルギーがないというデータが出されています

子どもからお年寄りまで安心して使えるお薬です!

治療法としては、むし歯を削らず、このお薬を詰めるだけ。あとはその上から詰め物やかぶせ物をするだけです。

削らないので、当然麻酔も必要ありません。これだけでむし歯が治るのです。さらに高ミネラルセメントは、むし歯菌を殺菌する成分を半永久的に出し続けます。様々なミネラルが、むし歯菌の酸によって軟らかくなった歯を硬くしてくれます。

つまりただむし歯が治るだけでなく、再発を予防してくれる優れたお薬なのです。

ちなみに高ミネラルセメントは、一時期テレビなどで話題になった、抗生物質でむし歯を治す方法と違い、体に害がなく、薬剤耐性菌を作る心配もなく、作用が弱くなることもありません

これだけのいい薬なのに、なぜ他の歯医者さんは使わないのか?

理由は2つあります。

当クリニックにおける高ミネラルセメント治療の症例数は日本トップクラスです!

歯を削らないことは、痛くないだけでなく、歯の寿命を延ばします。どれだけ高い入れ歯や詰め物、かぶせ物も自分の歯には勝てません。しっかり噛めることは、内臓を守り、全身の健康にも関わります。

金属アレルギーの恐怖から健康生活へ!

メタルフリー治療(セラミック、ジルコニア)

皆さんは金属アレルギーという言葉をご存知ですか?

ネックレスや指輪などを付けると、肌が負けてしまって荒れる方がいますよね?これが代表的な金属アレルギー(接触性金属アレルギー)です。しかし金属アレルギーは目に見えない形で、いつのまにか全身に影響を及ぼしていることがあるのです。

人体のメカニズムを狂わせることから、肥満、糖尿病、自閉症、発癌、老化などとも無縁ではないという見解も出されています。

具体的な病名としては、掌蹠膿疱症、扁平苔癬、皮膚炎などの歯科金属疹(遅発性金属アレルギー疾患)が挙げられます。

口の中の金属、つまり歯科用金属は、大変過酷な環境のため、イオン化して溶け出しやすく、唾液、口腔細菌、血液などのタンパクと結合して抗原性(アレルギー性)を持つようになります。特に口腔内に2種類の金属が存在した場合、質の良くない方の金属(イオン化傾向の高い金属)の溶けるスピードが加速します。

金属アレルギーを起こしやすい金属とは?

なんと、1位の水銀~5位のクロムまで、すべて歯科でよく用いられている金属ばかりなのです!

一説によると、長年にわたり、日本では歯科用金属を口腔内に用いてきたことで、多くの人が金属イオンに触れた結果、感作され(アレルギーを起こしやすい状態になること)て、全国的に金属アレルギー患者が増えているのではというものもあります。

特に保険治療でよく使われる、12%金銀パラジウム合金というものがあるのですが、これはアレルギーを起こしやすい成分であるパラジウムとスズが含まれています。また、今まで日本では、むし歯治療と言えばアマルガム水銀とよばれる、水銀を詰め物として使ってきました。

「あの危険なイメージのある水銀をお口に使っているんですか?」

昔は材料学が発達しておらず、今の歯科治療でよく用いられるレジン(プラスチック)がなく、形を整えたりしやすいアマルガム水銀が用いられていました。

水銀は簡単に口腔内で溶けていきます。溶けてイオン化した水銀は、どんどん体に取り込まれていきます…恐ろしい!

当クリニックは、金属を用いない治療「メタルフリー治療-セラミック、ジルコニア」を提供しております。

それではそれぞれの成分や、特徴についてご説明いたします。

金属のパッチテストした結果

セラミック 陶材(お皿など)のことです

利点

歯に近い硬さで割れにくい。色に多様性があり、様々な色の歯に対応できる。手頃な価格。

欠点

少し色が変化する。

ジルコニア 鉱石の一種で、宝石や人工ダイヤとして使われます

利点

非常に固くて、丈夫。土台の色を隠し、白さを出すことができる。セラミックと組み合わせたり、強度があるのでインプラント支台に用いる。

欠点

非常に固いので、一度装着すると外すのが大変である。高価。

金属のかぶせ物のやり替えなど、気軽にお問い合わせください。

当クリニックでかぶせ物や詰め物をされた方へ

詰め物、かぶせ物の特徴

当クリニックでかぶせ物や詰め物をされた方へ

当クリニックでは、歯を削らないことをモットーとしております。かぶせ物や詰め物などの製作の際、歯の削除量(削る量)は最小限にしております。このため、他院に比べ、かぶせ物や詰め物が少し壊れたり取れやすい場合があります。

材質については、最高級の物を厳選して使用したかぶせ物・詰め物ですので、壊れる原因は、単純に“歯を削らないから厚みが確保できない”のです。壊れたり取れにくくする事は簡単です。がっちり大きく削ればいいのです。

時々、患者さんで、銀歯が取れて来院された時、「いやーこの銀歯20年もったんだよ。腕のいい歯医者さんだったんだね」とおっしゃる方がいます。

そういった時、私は悲しい気持ちになります。20年もったのは、20年もつぐらい、歯を健康な部分まで大きく削ったからなのです。

そして大抵の場合、こういったかぶせが取れた歯は、中でボロボロになっていたり、割れてしまったりして、取れたパターンが多く、抜歯になることが多いのです。

つまり20年もったのは“歯”ではなくて“かぶせ物”だったのです…

当クリニックでは、『歯が壊れるくらいなら、かぶせ物が壊れて歯を守ったほうがいい』と考えております。

そのかわり、壊れた場合は、保険治療適応のかぶせ物と同じ2年間、全額無料で作り直しいたします!
※2年経過後は、材料費と技工製作代のみ、負担いただいて作り直ししますのでご安心ください。

どうか歯を守るための取り組みをご理解下さいますよう、お願い申しあげます。